全国からファンが鹿屋市に訪れるaraheamと併設のカフェpot a cup of coffee。
マスターの西田さんが焙煎から手がけるスペシャルティコーヒーです。
今回は Ethiopia Chelchele Washed(エチオピア チェルチェレ ウォッシュド)。
スペシャルティコーヒーが初めての方にもおすすめな銘柄です。
コーヒー豆は、収穫時には果皮がついたチェリー状態でウォッシングステーションに運ばれます。
しかしコーヒー豆として使うのはチェリー果実の真ん中の種の部分。
水の恵まれたところではチェリーを水洗いして果皮を処理できますが、標高の高いところの多くは水が不足しているので、チェリーを発酵させて果皮を処理するナチュラルやアナエロビックといった生産処理が発達しました。
なのでスペシャリティコーヒーに初参戦する方には【浅煎り・ウォッシュド】が苦味も発酵臭も少なくておすすめなんです。
[銘柄] Ethiopia Chelchele Washed
(エチオピア チェルチェレ ウォッシュド)
[地域] ゲデオ、ゲデブ、ウォルカ・チェルチェレ
[標高] 1945-1970m
[品種] エチオピア原生種
[生産処理方法] ウォッシュド
[ローストレベル] 浅煎り
[テイスト] 白桃、グレープフルーツ、アプリコット、ジャスミン、クリーン
透明感のある甘い余韻が心地よいエレガントな印象のコーヒーです。
【 Ethiopia Chelchele Washed】(知識がある方向け)
標高1950mに位置するチェルチェレ・ウォッシングステーションでは、収穫期になると1000名弱のコーヒー生産農家から毎日収穫したてのチェリーが運び込まれて生産処理から乾燥まで行われ、ドライパーチメントに仕上げられます。
収穫期にはこのウォッシングステーションで200名以上が働き、納品されるチェリーの選定や生産処理の各工程での作業管理やアフリカンベッドでの攪拌やピッキングなど、多くの工程が人の手で行われ品質が高められています。
そうしてチェルチェレで生産されるコーヒーは年間約5000袋にも上ります。
近年はより多様な風味や品質への探求から、ウォッシュド・ナチュラルの2つの伝統的な生産処理プロセスだけでなく、アナエロビックやカーボニック・マセレイションなど発酵工程による風味の変化も模索しています。
ウォッシュド・プロセスにおいても、使用する水をろ過や水路の衛生強化などによってより質が高く清潔な水を使用する事で、コーヒーの質を高めています。
また乾燥工程においてもベッド番号でのロット管理や伝統的なアフリカンベッドの天日干し乾燥だけでなく、農業用の遮光ネットをシェードにした日陰干しを検証し、並行して採用しています。
通常のアフリカンベッドでの乾燥の場合には10日~14日ほどの乾燥時間ですが、シェードによる日陰乾燥では1週間ほど乾燥時間が延び20日ほどのスロードライングに変わります。
こうした乾燥時間の変化は水分値だけでなく、水分活性値の適性化に繋がり、長期に亘る品質の安定化に大きく寄与しています。
品目 レギュラーコーヒー(焙煎豆)
原材料名 コーヒー豆(エチオピア産)
内容量 200g(約15杯分)
保存方法 直射日光は避け常温で保存してください
使用上の注意 開封後は早めにご賞味ください
挽き方 中挽き
製造所 POT A CUP OF COFFEE(鹿児島県鹿屋市)
賞味期限 焙煎日から3ヶ月
※商品の特徴上、クール便発送はできません。
※クリックポストで発送する場合、厚み制限により袋が細長くなります。
【美味しく淹れるコツ】
★沸騰したお湯ではなく85〜90℃のお湯を使うこと
★お湯を細くして注ぐと美味しくなります。細い注ぎ口のコーヒーケトルが便利です
★ぜひ下記の【極上コーヒーの淹れ方(ハンドドリップ編)】のやり方で淹れてみてください
【極上コーヒーの淹れ方(ハンドドリップ編)】←西田さん直伝
豆のまま購入したときに必要な道具類
ドリップスケール(ハリオ V60がおすすめです)で、豆を13g測ります。
お好きなミルで豆を中挽きにします。
水200mlを沸かして、
沸かしたお湯を別のケトルやポットに注ぐと大体90℃くらいになります。
コーヒードリッパーと(おすすめはカリタ ウェーブドリッパー155)
ペーパーフィルターを(おすすめはカリタ ウェーブフィルター155)
サーバーにセットして、スケールの上に載せます。
さあここからが勝負。
細くリズムよく円を描くように注ぐように心がけて、お湯を注ぐ直前にタイマースタート。
いきますよー!
お湯を40ml注いで、40秒まで待つ。
お湯を60ml注いで、1分10秒まで待つ。
お湯を50ml注いで、1分30秒まで待つ。
お湯を50ml注いで、計200mlのお湯がサーバーに落ちきって完成です。
長くても3分弱でサーバーにお湯が落ち切るのがいいと思います。
美味しいハンドドリップコーヒーになりますように。
自分で淹れるようになると、スペシャルティコーヒー店で豆を選んだり、淹れ方を見学したりするのがとても面白くなってきますよー。
※この商品はポイント対象外です。