かごしまんまだより

平成25年5月24日(金) かごしまんまだより  【配送中の破卵対策】


この度はご注文いただき、ありがとうございます。商品は無事に届きましたでしょうか。


原発事故で家に戻れない人々がたくさんいて、廃炉の方法はおろか核廃棄物の処理さえも解決していない現実をよそに、安倍政権になってから原発の再稼働問題が浮上してきたり原発輸出しようとしたりしている日本という国はいったいこれからどうなっていくのでしょう。

鹿児島ではすでに半袖で過ごす日が多く、夏の気配に生き物たちが命を輝かせています。
ビニールハウスではゴーヤやいんげんなどの夏野菜がすでに収穫されています。
露地栽培でピーマンなどが収穫できるのももうすぐ。わくわくする季節の到来です。

たった1回の事故で、この素晴らしい環境を全て破壊してしまう原発。断固反対です。



さて来週から卵の容器が破卵に強い紙製パックを採用することになりました。

ヤマト運輸さんによると、食品の運送において一番破損しやすいのが卵とスイカだそうです。

かごしまんまでもずっと破卵対策に悩んできました。

到着を楽しみにしていたせっかくのごちそう卵が段ボール箱を開けたら割れていた・・・・そんな思いをお客様にさせたくありません。

最初生産者に相談しましたが
「生産者によると容器の違いでは破卵の頻度はそれほど変わらないと思います。緩衝材や運送時の荷扱いを改善することだと思います」
とのことでしたので、エアーパッキンを小さいものから大きいものに変えたり、焼酎やお酒を守る段ボール箱に卵を入れたりヤマト運輸さんに相談したりして破卵の対策をしてきました。

それでも破卵は0にならず、発生しました。

「もうこれ以上はできない」「卵をやめようか」と思い悩んでいたところ、何名かのお客様から「こうしたらどうか」というご提案のメールを頂きました。
その中で容器を変えるという提案がありました。

まずは自分でもどんな容器があるか調べてみました。

紙の容器は現在の容器よりも価格が3倍しますが強度も非常に強くなるということなので、卵の段ボールをやめることによって価格の上昇を抑えることにしました。

そして生産者のご協力のもと、卵の容器を来週から変えて破卵がなくなるかどうかやってみることにしました。


【ごちそう卵】は非常に人気が高く、「卵が割れてもどうか販売をやめないで欲しい」という声をたくさんお受けします。
紙製パック採用で破卵がどれだけ防げるかみていきたいと思います。


皆様の声がかごしまんまの原動力です。

今回もとても勉強になりました。心から感謝いたします。
そしてこれからもご意見ご感想をぜひお寄せくださいますようお願い申し上げます。




今回の卵対策の件で、ある方が「日々改善、日々挑戦です」とおっしゃってくださいました。

それは「もうこれ以上は・・・」と思っていた私達スタッフに大事なことを気づかせてくださったひとことでした。






2013-06-12 05:39:23

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