かごしまんまだより

平成25年11月15日(金) かごしまんまだより(傷口から痛んでくる)


今日はご家庭で役に立つ有機野菜、減農薬野菜の特徴をちょっとお話しいたします。

まず、大きな特徴として見た目が悪いです。

これは、虫や菌類が元気に野菜を食べている証拠です。

人間が欲する野菜は、他の生き物にとってもおいしいものなのでごく自然の事です。


また、農薬がかかっていないので突然痛むことがよくあります。

これは、発送時には目に見えないような小さな傷やカビが、あるとき一気に広がってしまうからです。

これも病気やカビを予防する薬やドーピングがされていないからです。


アメリカや中国からのブロッコリーやニンニクなどの野菜がいつまでもお店で生き生きと新鮮なのは、強い薬を散布するポストハーベスト(収穫後の倉庫や輸送中に野菜が成長したり腐敗したりするのを防ぐ目的で防かび剤や抗菌剤を野菜に散布すること)だからです。

また栽培期間中にもかなりの農薬を使うので、野菜がキレイで大きさも形も均一です。


でも有機野菜や減農薬栽培はそうではありません。

100点満点の野菜はいません。


虫や菌類などと戦って自然界の仲間の一員として一生懸命生きているので、穴が開いていたり大きく育っていたり曲がっていたり、発送時には気がつかなかった目に見えない小さな痛みやカビも存在します。


それらを野菜の生命力で頑張って押さえているのです。

それが減農薬野菜・有機野菜です。


お届け直後には野菜の状態をチェックし、傷みが進みそうな部分はカットします。

人間も傷口の部分から細菌が入りやすく化膿しやすいですが、野菜も同じです。

カットされている部分が一番弱く腐敗が始まりやすいです。

カットされている部分は到着したらさらに1cmほどカットしておく。

そうすれば腐敗は進みづらいです。


また冷蔵庫に野菜を保存した後も毎日野菜に注意し、痛みを見つけたらすぐその部分を取り除くことがポイントです。

痛みや「溶け」の部分は、取り除けば広がることを抑えられ、野菜を長くおいしく食べられます。

特に水分を多く含む野菜(水菜など)は傷みが早いです。到着後、なるべく早めにお召し上がりください。

水滴がついた野菜は水滴を取り除くと腐敗を防げます。

とても手がかかり、大変ではございますが、農薬が多くかかっていてカビや虫や菌が食べないようなお野菜を皆様に食べて欲しくありません。

せっかく安全を求めて九州のお野菜や食材をお求めになってらっしゃるのですから、放射能以外にもできるかぎり全力でお守りしたい。


そんな思いです。。。。。

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