かごしまんまだより

平成25年11月1日(金) かごしまんまだより(ホウレン草や小松菜が巨大でもおいしい理由)

この度はご注文いただき、ありがとうございます。商品は無事に届きましたでしょうか。

台風が発生すると直接の被害はなくても野菜は高騰します。これは、多くの農家が台風の被害を最小に防ぐために畑を『台風養生』して守ったり、収穫を中止したりするため、市場に出る野菜の量が一時的に不足するからです。今日の野菜も台風の影響の為に収穫量が不足し価格が高騰していたため、11種類となっております。

さて今日はかごしまんまの☆印がついた小松菜やホウレン草・水菜・チンゲン菜がなぜあんなにもどんどん大きくなっていくのかをご説明いたします。

通常、農家はつくった野菜を市場か契約先に卸します。

そして市場や契約先のスーパーは、野菜に細かい基準を付けています。

例えば、虫に食われたり病気にやられたり変色していたりしてないかのチェックや、大きさ、重さも厳しく決められており、野菜には均一の安定した品質が求められます。

でも野菜も生き物なので、虫に食われたり病気にやられたりします。するとすぐに基準にそわない野菜ができてしまいます。

そこで農家はシャキッとして大きさも形も均一で綺麗な葉物を出荷する為に農薬や化学肥料を使います。

また、大きくなりすぎないように早めに収穫するので、野菜の味が淡白で本来のよい味が出ない感じになります。

しかし、ご存知のようにかごしまんまではなるべく農薬や化学肥料を使用しないのが理念であり、また発送日は火曜日と金曜日のみです。

かごしまんまの契約農家の畑の野菜には、葉っぱに当然虫がいますし、収穫も毎日ではなく週2回だけなので野菜はどんどん大きくなるのです。

規格の大きさに合わせて早く収穫して冷蔵庫保存しておくよりも、発送直前に収穫したほうが野菜や果物は断然おいしいのです。

大きい野菜は少し根元付近の茎や葉が硬くなりますが、化学肥料でシャキッとさせられたものではなく野菜の命自体のシャキシャキ感があり、新鮮なのでとてもおいしいのです。

市場で言ういわゆる『規格外の野菜』が多いかごしまんまですが、新鮮でおいしくて安心なものという『かごしまんま規格』ゆえに小松菜や水菜やチンゲン菜がどんどんビッグになってしまうのです。

また、泥付である理由は、野菜を生きた状態でお届けできる、泥で野菜が保護される、水で洗ったり乾燥させたりする時間や労力が必要ない、というさまざまなメリットがあるからです。

かごしまんまで泥付野菜のおいしさを堪能してください。

先日、普段使いのソーセージ開発に関する悩みを相談すべくツイートしましたところ、多くの方からアイデアを賜りました。

会社運営は会社だけでやっていくのではなく、お客様にも相談することでよりよい意見が得られるということを非常に学ばされました。

この場を借りてお礼を申し上げます。

いつも本当にありがとうございます。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。

もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。

50km離れた桜島からの灰もかぶっています。

すみませんが丁寧に洗って食べてください。

減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。

それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。

それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。

どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。

野菜に腐敗・凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。

その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。

一般の商品よりも不格好なものばかり。

しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。

ここなら安心して買い物ができる。

スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。

そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

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