かごしまんまつれづれ
2013.08.29 ホームページを移転リニューアルしました
8月29日、かごしまんまのホームページを移転リニューアルしました。
はい。あんまり変わってないです。
商品写真も、プロのカメラマンに撮っていただいたものと私の撮ったヘタクソな写真が混在してサイズもバラバラです。
商品説明も購買意欲をあおるものではなく、いたって簡素です。
宣伝文句もありません。
逆に以前よりももっとホームページ全体をシンプルにしました。
SEO対策の観点からも真逆の方向へ行ってます。
大きな点は、システム会社を変更・移転したことです。
では、どうして移転したかといいますと、
今、私のやりたいことは、
素敵なネットショップのホームページを作ることではなく、
・いかにスタッフが仕事を負担少なく快適に効率よくできるか
・いかに私と同じ気持ちのお客様が1週間分の必要な日常食材をサクッと注文できるか
・いかに新たな日常食材の良い商品を早くUPしてみんなの買物ジプシーの負担を少しでも減らすか
・いかに生産者(メーカー)に迷惑をかけないか
ということにつきます。
実は今までのシステムでは、発送日ごとの各商品の受注数を、スタッフがアナログに数えて集計していました。
いわゆる正の字を書いていくやつです。
1回数えるだけでは間違えるので、毎回2人がかりで数時間かけて2回数えていました。もちろん2回数えて数が合わないとまた数えます。
お客様と商品数が増えていく中で、この「受注数を商品ごとに数えて集計する作業」が時間的にも精神的にも私たちスタッフにとってどんどん負担になっていきました。
今だから明かしますが、ある日、私は【九州産ひきわり納豆】の数を間違えて数えてしまい、1ケース少なく業者に発注してしまい、とても苦労した経験がありました。
鹿児島ではこの【九州産ひきわり納豆】という商品を扱っているお店が1店舗しかなく、その日はメーカーの担当者と私とで鹿児島県と宮崎県中を1日中色々なお店を走り回ってかき集めてやっと納豆を注文された方への発送ができました。
スタッフにもメーカーにも迷惑をかけまくり、いま思い出すだけでも恐ろしい一日です。
かごしまんまは実店舗がなく、お客様からの注文の数だけ生産者に発注するシステムにしているため、余剰在庫を持たないので、発注数の数え間違いは本当に痛いミスです。
受注数をアナログで数えるのではなく、集計してくれるシステムが必要不可欠になってまいりました。
また、かごしまんまの商品はその性格上、代替がききません。
お客様は近所のスーパーやお店で手に入らないから、送料がかかった決して安くはない商品をかごしまんまに注文して下さっています。
冷蔵庫を空っぽにしてかごしまんまからの商品到着を待っていらっしゃるお客様に、
「数え間違いで商品をご用意できませんでした」なんていう甘えは決して許されるものではありません。
ですからこの問題を解決してくれるシステムを探していました。
また、かごしまんまのご注文をしてくださる多くの方々は、家事に仕事にとても多忙です。
そしてかごしまんまへのご注文は1回だけでなく、リピートし続けて下さる方がほとんどです。
1週間分の日常食料を、短時間でサクッと買い物して注文できるように、もっとシンプルなホームページシステムを探していました。
マウスでずーっとスクロールしていかなければ注文できないような商品ページではなく、かごしまんまの商品の特徴を既に知って下さっている方のために、カテゴリーごとに商品名と写真だけ見れば一括して注文できるような、そんな簡単な商品ページができるシステムを探していました。
そして、皆様の少しでも買物ジプシーを解消すべく、新商品のUPがすぐできてHPの見やすい位置に配置できる、というホームページにしたかったのです。
鹿児島には行けないけれど鹿児島に住んでいるかのように気軽に九州産の安心な日常食材を買物できる、そんなお店を構築し続けていきたいです。
「かごしまんまだけで、1週間の食材が簡単に揃えられる。」
それが目標です。
それらを全て叶えられて、今のかごしまんまが出せる費用(借金ですけどねw)でできるHPシステムはないだろうか、など色々検討・試行錯誤していき、こういうかたちになりました。
「発送日」の表示が「お届け日」としか表示できなかったり、8回定期便の特定地域の送料加算が自動計算できなかったり、このシステムにも欠点はまだまだございますが、今のかごしまんまの能力で実現できうることを形にしたのがこのホームページです。
新しいホームページでも、かごしまんまではポイントは定期便にしかつきません。
「●円以上送料無料」というのもやっていません。
大手のショッピングモールサイトにも出店していません。
「ポイント」も「●円以上送料無料」「ショッピングモールサイト」もお得な制度ではなく、それらの経費は全て商品価格に反映したり経営を圧迫してしまうからです。
そうではなく、その日余った野菜や生産者からのプレゼントや提供できる商品を、その日のお客様に心を込めて手書きのメッセージを添えて「おまけ」として同封する、球美の里などの保養プロジェクト等や脱原発・被曝防御への活動等を応援する、そういうことがいつまでも続けられる会社でありたいです。
新しいシステムに、最初は運用に不慣れで皆様にいろいろご迷惑をおかけするかと思います、すみません。
同じ気持ちの皆様と共にこれからも一生懸命頑張ります。
どうぞこれからもお付き合い、よろしくお願いします。
株式会社かごしまんま
代表取締役 山下理江
- 2013.12.03
- 15:34
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