• グッと買いやすくなりました
  • 鹿児島のおいしい日常食材をお届け
  • 九州野菜セット、九州食材、調味料取り扱い
  • 原材料表示、農薬をなるべく使わない、添加物、
  • 農薬、原料表示、放射能測定
  • 野菜や食材の美味しさと喜びをお届けします
 

かごしまんまだより

平成28年7月26日【熊本地震被災地支援活動報告】

【熊本地震被災地支援活動報告】
先週末(7/23)は、木山サテライトに冷凍庫を届けに行きました。

木山サテライトは益城町文化会館駐車場に臨時にできた民間ボランティアのベースです。
重機を扱える人や屋根工事ができる人などけっこうプロな方々が多く、倒壊家屋の片付けや屋根の補修や大切なものの運びだし等、住民さんの依頼に合わせて動いているボランティア集団で、め組JAPANをはじめ複数の団体が集まっています。

現地で必要な重機や機材等の貸出しをしたり金銭面で活動を大きく支えたりしているのは日本財団です。

しかしながら全国からの支援物資は木山サテライトへは届きません。
支援物資はあくまで被災地と被災地の住民さんに向けられたものだからです。

日本財団等から金銭面でのバックアップを受けているとはいえ、『自分たちのためのもの』や『高価で高品質な品物』はなかなか要請を出しにくくそして予算がおりにくいものです。

例えば『UVブラック土嚢袋』。
熊本では多くの家の屋根が損壊しました。

雨漏れを防ぐためブルーシートで屋根を覆い、ブルーシートが飛ばないように土嚢袋にガラや砂を入れてとロープで止めます。
支給される土嚢袋やロープは白色の普通のものなので、梅雨の雨や夏の日差しにやられてどんどん破れていき、また屋根の上で大変な作業をやり直ししなければならなくなりました。
雨や紫外線に強くて高価な『UVブラック土嚢袋』はなかなか支給されません。

また、熊本の中でも益城町は盆地で、夏はかなりの暑さ(というか痛いほどの熱い日差しです)になります。
屋根の上は目玉焼きが焼けるほどの熱を持ち、屋外作業は熱さとの戦いになります。

木山サテライトにも水やお茶の差し入れはたくさんあります。

でも炎天下での重労働を支えるキーンと冷えた氷や炭酸飲料がありません。
こういう『自分たちのためのもの』や『高価で高品質な品物』こそ、つらい作業を支えるモチベーションです。
休憩のときに飲むキーンと冷たいサイダーが、次の作業への意欲を支えるのです。

かごしまんま災害等支援基金ではこういうものを購入して届けています。

「益城町の屋根にある黒い土嚢袋は、かごしまんまさんから頂いたUVブラック土嚢袋なんですよ」と感謝されました。
冷凍庫も氷もサイダーも、真っ黒に日焼けしたボランティアの方々からとても喜ばれました。

嬉しいですね~ 心があったかくなりますね~

被災地のために頑張る木山サテライトを、これからも継続できる「無理のない」応援をしていきたいと思います。
(無理なく継続するために交通費・食費等の支援活動の日の諸経費は基金から使わせて頂いています)

どうか皆さん、これからも継続してかごしまんま災害支援等基金への「無理のない」ご支援をお願いします。

  • 2020.07.28
  • 17:29

平成28年7月20日【梅の木】

【梅の木】
先週末は、熊本地震で大きな被害を受けた益城町にあるボランティアベース『木山サテライト』へ物資を届けに行きました。
そこで手配やスケジュール管理等をしているみゆきさんに聴いた実話をご紹介します。

益城町住民さんがボランティア依頼する内容は、瓦が落ちて雨漏れの恐れがある屋根にブルーシートを被せる、倒壊家屋の中からお位牌や写真や大切なものを取出す、めちゃめちゃの家の中を片づけるなど様々です。

しかし時には「切れた電灯を交換して欲しい」というようなことを依頼してこられる方もいます。
そういう依頼の数々の優先順位を決めて手配したりやんわりとおことわりしたりしながら日々激務に追われるみゆきさん。

ある日、1人の男性が受付に訪れて「姉の家の梅の木を助けて欲しい」と依頼されました。
みゆきさんは心の中で「うーむ梅の木か・・・」と思いながら話を聴きました

その男性の姉夫婦の家は全壊でした。
年老いたご夫婦で、4月14日の夜の前震が起きて避難所に向かいましたが人が多くてやむなく自分の家に戻り、比較的安全そうな玄関に布団を敷いて寝ることにしました。

しかし16日の夜中に起きた本震で、寝ていたご夫婦の上に柱が落ちてきてご主人に直撃してしまいました。
奥さんが声をかけても動かず返事もありません。

奥さんにも柱が当たり負傷していましたが翌日にレスキューが来るまで一晩中ご主人に声をかけ続け、そのまま病院へ搬送、入院。
搬送先の病院でご主人の死を知らされ、40日間の入院生活を終えて退院されたのでした。

辛い現実を受け止め、弟さんに連れて行ってもらって倒壊した自分の家を見たお姉さんが口にしたのは

「かわいそう!お父さんと一緒に植えた梅の木が弱っている!」でした。
それは55年前、結婚記念として植えた梅でした。
大木に育った梅の木に、倒壊家屋の軒が重くのしかかり枝が折れていたのでした。

7月22日に合同のお葬式があるので、それまでにどうしてもなんとかしてあげたい。
そう思った弟さんが、梅の木をどうか助けて欲しいと木山サテライトを訪ねてきたのでした。

みゆきさんは話を聴きながら涙がこぼれます。
ちょうど1軒目の現場を終えたボランティア仲間たちも休憩に入るところで話を聴いていました。

机には未処理の依頼票が積み上げられています。
ホワイトボードにはこれからの作業予定も書かれています。
みゆきさんは困って仲間を見ました。
するとみんな無言で頷いたり親指を立てたりOKのサイン。

休憩を返上ですぐに現場に行き、「重機は入らないから人力だね!今からやろう」とチェーンソーや丸鋸、バールなどを持ってすぐに動いてくれました。
「まかせといて!」「何とか助けてあげたいね」「弟さんの想いもお姉さんの願いも叶えてあげたいね」と。

それから「無事救出~!」とドロドロになった仲間たちが作業を終えて帰ってきました。

軒を切り取って梅の木に負荷がかからないようにしたこと。
倒れていた電柱を取り除いて家の土壁を切りとったのでみんなでドロドロになったこと。
折れた枝の部分は切り口を揃えてきたこと。

嬉しそうにみゆきさんに報告する仲間の顔はみんな輝いていました。

「なんて素敵な仲間なのだろう・・・」みゆきさんは心からそう思ったそうです。

梅の木の救出作戦は、私が木山サテライトへ行った日も続いていました。
ボランティアの女性がチューブタイプの薬を持って
「梅の枝の切り口にこれを塗ってきます。梅の木は夏に切るのは良くないらしいから!」
とみゆきさんに報告し、そして作業に走っていきました。

『梅の木』はもし公的機関に依頼したら受付順になって、お葬式に間に合わなかったかもしれません。
もしかしたらやってくれないかもしれません。
民間だからこそ迅速に臨機応変に動けるのです。

こうした民間ボランティアベースに必要物資や差し入れを随時提供し支えることはとても意味があり重要な事だと思います。
今後も微力ながら続けていきたいなーと思っています。

  • 2020.07.28
  • 17:16

平成28年7月15日 【原発の一時停止と点検を訴える鹿児島県知事誕生】【先週末は鹿屋周辺は豪雨でした】


【原発の一時停止と点検を訴える鹿児島県知事誕生】
今回の参院選については色々と悲しく悔しく思うところはありますが、同日に行われた鹿児島県知事選では原発の一時停止と点検を訴えた三反園氏が現職の伊藤知事を破り初当選しました。

これは大きな一歩ですね。

ここで伊藤知事についておさらいしましょう。

伊藤知事は東日本大震災後、全国で一番最初に原発の再稼働に合意したり、熊本地震があっても「原発は大丈夫♡」と豪語したり、「女子高生にサイン・コサイン・タンジェントを教えて意味があるのか」と発言したり、利用者が少ない鹿児島-上海線の飛行機を廃止させないように県職員を1000人規模で引き連れて上海へ視察(という名の無駄使い)をしたり、商業施設ドルフィンポートを潰して豪華な体育館を立てようとして多くの県民から反感を買いました。

しかし鹿児島は風土的に保守基盤が固い土地ですから今回も伊藤陣営の圧勝かと思われていました。
さすがに女性蔑視発言や公費の無駄遣いばかりしていては離れていく人が多かったようです。

三反園氏の当選は涙が出るほど嬉しかったです。
川内原発に万が一のことがあれば、かごしまんまはおろか九州の農業・漁業の終了を意味することでしょう。

九州の食は日本の生命線です。

本当は一時停止ではなく即廃炉を切に望むところではありますが、まずは三反園氏が「新しい解釈」などというとんでもない事を平気で言って公約を破ったりしないように、一県民として目を光らせながら川内原発が停止する日を待ちたいと思います。


【先週末は鹿屋周辺は豪雨でした】
関東では水不足が深刻なのに、こちら鹿屋市では雨が降り過ぎで避難警報が出されたほどのひどい雨の週末でした。
市街地の道路はウユニ塩湖のようになり、あちこちの下水道から水が噴水のようにゴボゴボしていました。

この大雨と気温と湿度の高さで多くの野菜が傷みました。

雨に打たれ過ぎてゴーヤは収穫前に多くの先端が溶けてしまいました。
乾燥した土地を好むトマトやミニトマトは、梅雨時期に多くが水分を含み過ぎてパンパンになって皮が裂けてしまい売り物にならなくなります。
春に収穫して貯蔵していた玉ねぎや人参は品質も低下し量も少なくなりますので今週か来週で終わりです。

しかしこの暑さに導かれてオクラやナスやキュウリが出始めました。

これからの野菜セットは真夏の野菜へとシフトしていきます。
灼熱の鹿児島ではなかなか11品種揃わないので、屋内栽培のモヤシが入る時期もあります。
無・減農薬栽培では化学肥料や農薬を極力使用しないので旬の野菜以外はなかなか育ちません。

キャベツや玉ねぎ・ニンジンなどのレギュラー選手は姿を消し、葉物も少なくなっていきますが、どうぞご理解よろしくお願いします。

  • 2020.07.28
  • 16:58

平成28年7月5日 【ぐるめ畑さんの若手ホープ、古川さん秘話】

【ぐるめ畑さんの若手ホープ、古川さん秘話】

今回は、減農薬・無農薬栽培野菜生産者のぐるめ畑さんで働く3児のパパ古川さん(30歳代前半)をご紹介します。

古川さんは2011年3月までは奥さまと1歳の赤ちゃんと共に神奈川県に住んでいました。


しかし311のあの東日本大震災が起きて会社の同僚を家に送る際、いつもは通過に1時間もかからない高速道路が5時間もかかるほどの大渋滞になってしまいました。
そしてお店に行けば当たり前のように手に入った安心な水や野菜が店頭からすっかり消えてしまうのを目の当たりにしました。

「赤ちゃんと奥さんを抱える中で、関東でこれ以上なにかあったら逃げ遅れる」
という危機感が湧き、3月14日の夜には神奈川を出発して知人のいる和歌山へ向かいました。


はじめは和歌山で定住しようと奮闘しましたがなかなか難しく、また叔母さんが桜島へ嫁いでいたこともあって、
その年の6月にはるばる鹿児島へ来たのでした。

叔母さんが嫁ぎ先で苦労したこともあって、移住にご両親たちは大反対だったそうです。

でも古川さんは311をきっかけに、

「店に行ってお金を出せばあたりまえのように手に入る野菜や食材は実は当たり前のものではなく、
第1次産業に従事する人たちに支えられている。
衣食住の中でも一番大事な『食』という第1次産業に従事して、そして何かもしあっても自分で野菜とかが作れて食べていけるような、そんなことを学んで自分の職にしていきたい」と考えるようになりました。


神奈川での仕事を捨てて、いきなり家族ごと移住することに不安はなかったのでしょうか。


古川さんはこう答えてくれました。
「そりゃ、こっちへ来たら所得がめっちゃ低くなるので不安がありました。
しかしそこは価値観の転換ができるかどうかなんですよね。
関東では電車に乗って通勤なので衣服や持ち物に気を遣う。ラッシュにもまれる。
そして色んな素敵なお店があって物欲を刺激される。
ちょこちょこ毎日何かしら買ったり食べたりするんですよ。
でもここ鹿屋にいると、この畑仕事の格好そのまま家から着て車に乗って仕事をして、
帰りもこのまま車に乗って直行で帰宅する、みたいな(笑)。お金、ぜんぜん減りませんね。
んで、野菜や食べ物はめちゃくちゃ美味い。自然も温泉もいっぱい。
時間の融通がきく。都会では手に入らないものがたくさんある。
価値観の転換ができるかどうか、だと思います。
まあ僕もまだ昔の価値観にとらわれてしまうこともありますけどね。
仕事も、毎日泥と汗にまみれていますけれどめっちゃ生きている感じがしてイイっすよ。
でも大切なことは、どこに住むかとかではなく、家族で笑って過ごしていけるか、だと思います。
残る選択をするにしても移住するにしてもそこに住んで生きていく選択をした時、
笑って毎日が送れるか、だと思います。」


移住当時は1歳の赤ちゃんだけだった古川さんも、今では3児のパパです。
真っ黒に日焼けして笑う古川さんに、日本の農業の未来も捨てたもんじゃないな、と感じました。


梅雨が明けていきなり暑さのフルスロットルになった鹿屋市。
心配して各生産者さんのところへ行きましたら、古川さんから思いもかけずお話を伺えて色々勉強になりました。

野菜への暑さの影響を尋ねたところ、古川さんは
「いやあ実は野菜にとっては梅雨の時期の方が大変でした。
ジメジメして病気が一気に広がってしまうんです。農薬は使えないですしね~。
梅雨が明けてホッとしました。
暑さ対策は屋根などに何か被せたり水かけたりすればなんとかしのげますから。」
とのことでした。

おなじみの小松菜などの他に、試験的にブロッコリーやバジル、パクチーなども栽培していました。
楽しみですね~♪

常に挑戦を続けるぐるめ畑さん。ありがとうございます。

  • 2019.10.21
  • 13:19

平成28年6月28日 【ご飯がとまらないシソ漬レシピ秘話】

【ご飯がとまらないシソ漬レシピ秘話】

先週の野菜セットには青シソが久しぶりに入ったので
『ご飯がとまらないシソ漬』レシピをご紹介したところ、
大好評で多くの方が「つくったよー!」と報告してくださいました。

このレシピをご紹介する度に必ず思い出すのが、
千葉にいた頃お世話になった成田市の無農薬栽培野菜農家のSさんです。
ご近所のママ友さんに紹介され、Sさんの野菜セットを毎週買い始めたのがSさんとの出会いです。

配送代金を浮かすため、私が住んでいた印西市からSさんの成田市まで
自分で車を運転して毎週野菜セットを取りに行きました。

それまで『野菜セット』なるものを買ったことがなく、
季節に関係なく好きな野菜を買って好きなメニューで料理をしていた私にとって、
Sさんの野菜セットは最初のうちは本当に慣れないものでした。

ジャガ芋の季節になるとジャガ芋がずーっと続く。
虫の穴がたくさんあって、ときには虫も入っている。
葉物がしょんぼりと萎れている。
自分では買ったことないような野菜が入っている。

経験不足の私は、野菜セットを取りに行くたびSさんに文句を言っていました。
「ずーっとジャガ芋が続いて困る。毎週食べきれなくて残ってしまう。」
「虫の穴がたくさんあって気持ち悪い」
「なんでこんなにしょんぼり萎んでいるのか」
「ゴーヤは毎週は食べられない」
「キャベツや白菜はないのか」・・・・。

今思い出すと困ったお客さんです(笑)。

でもSさんはそのつど丁寧に説明してくださいました。

「一つの場所では収穫できる野菜が季節ごとに決まってきてしまうものなの。
夏には夏の野菜ができて、冬には冬の野菜しかできない。
野菜にはそれぞれ旬があって、旬の間はずーっとその野菜がとれ続け、
旬が終わったらピタリとその野菜が食べられなくなる。
そういうものなの。
全国から野菜が集まるスーパーでは自分の好きなように色々野菜を選べるけど、
産地限定にするとその産地の旬に合わせた野菜を食べ続けなければならないのよ。
自分で野菜作って食べている人はみんなそうよ。」

「無農薬栽培では虫を1匹1匹とっていくのよ。
農薬をかける方が簡単で綺麗な野菜ができるけど、どっちが身体に良いと思う?」

「無農薬栽培の野菜や野の花は、収穫してすぐに萎んでしまうものもあるのよ。
古いわけじゃないのよ。水に漬ければ元に戻るから大丈夫。」

「今の時期はこれしかつくれないのよ。キャベツができれば苦労しないよ。
夏に冬野菜を作ることは不可能だし、それぞれに栄養分も違うから食べる人間にとっても不自然なのよ。
夏野菜には身体を冷やしたり夏バテを軽減してくれる栄養があって、
冬野菜には身体をあたためたり風邪を予防してくれる栄養があるのよ。」

と私につきあって丁寧に答えてくれました。


そんな私達のすぐ頭上を、爆音で飛行機が通って会話が中断されます。
ジャンプすれば手が届きそうなくらいの高さで飛行機がなめるように通り過ぎていくのを
いつもSさんは苦々しく見送りました。


「この爆音で豚も出生率が悪くなったし、鶏も卵の数が減ったのよ。
動物も人間もすごいストレスなのよ。」

そう語るSさんは1970年代の成田空港建設反対を最後までされてきた方々のお一人でした。
Sさんは国から圧力を受けましたが畑を絶対に売らなかったため、
成田空港の滑走路はSさんの畑を避ける不自然な形になりました。

Sさんを知るまでは成田闘争は過激な人々の運動かと思っていましたが、
実際のSさんは報道等から受けたイメージとは全然違う、
ただただ自然と動物と野菜を愛する優しいお人柄の方でした。

「山林だったこの土地を、重機もなくほぼ人の手で開墾して、
薬を使わず安定して野菜をつくれるようになるまですごくすごく苦労したの。
そんな土地を滑走路のコンクリートで覆って殺してしまうことはできない。」



そんなSさんから教わったレシピが『シソ漬』でした。


例のごとく
「シソなんて刺身とかの飾りじゃないですか!こんなにたくさん食べられません!」
と文句を言う私に
「騙されたと思って作ってみてね」
と笑顔で渡してくれたレシピでした。

シソ嫌いだった私を変えた、魔法のレシピでした。
もう10年も前のことです。


Sさんはかごしまんまの原点です。


同じ空の下で今、Sさんはどうお過ごしなのでしょうか。
シソ漬を見るたびに思い出すのです。            

  • 2019.06.28
  • 17:06

平成28年6月21日 【集中豪雨は野菜も試練】【イタリアントマトは今週で最後になります】

【集中豪雨は野菜も試練】

今週は井之上養豚さんの無農薬栽培レタスが入る予定でしたが、週末に警報が出るほどの集中豪雨がありましてレタスが全滅してしまいました。

あまりの量の雨に降られ続けると野菜もダメージを受けて、折れたり溶けたり流されたりして畑が壊滅します。

かごしまんまのために取っておいてくれたレタスが全滅してがっかりの井之上さんからは、急遽レタスの代わりにゴーヤが納入されました。

自然の前には人間は本当に無力です。



【野菜セットのイタリアントマトは今週で最後になります】

毎年大好評のイタリアントマト。
推定70歳の高吉さんがおひとりで大きなビニールハウス内で無農薬無化学肥料栽培しています。
殺菌剤の代わりに酢を噴霧器で丁寧にかけて病気を防いで育てています。

通常の倍の量を入れてお届けするのは、ラタトゥイユ等の煮込み料理を思いっきり楽しんで頂きたいから。
このトマトを1袋まるごと使ったラタトゥユは、水なし調理なのに水分たっぷりで、塩胡椒の味付けなのにコクのある美味しさになります。
いよいよ収穫最終期に入りました。
季節限定の美味しさを、どうぞ楽しんでお料理して思いっきり召し上がって下さい。

そしてこれからはゴーヤが毎週入る季節。

苦手な方、本当にすみません。
しかし、苦みは練習していくと必ず徐々に慣れて美味しさに変わっていきます。

また、ゴーヤに含まれる栄養は夏バテを軽減し免疫機能を高めるミネラルがたっぷり入っています。
ですから沖縄や鹿児島・宮崎などの南国の人々は自然に好んで食べます。

暑い時にこそぜひ摂取して欲しい野菜です。
どうかなんとか頑張ってせっせと食べてください!

これから南国鹿児島では夏は日差しが強すぎてキャベツやホウレン草などの葉物や基本野菜のニンジンや玉ねぎも消えていきます。
大根ももちろんありません。

6月下旬から9月初旬まではゴーヤ、オクラ、ナス、ヘチマ、芋類、ニンニク、ピーマン、キュウリ、ゴボウ、カボチャ、山東菜などがメインになります。

どうぞご理解の上、野菜セットをご注文くださいますようお願い申し上げます。

  • 2019.06.28
  • 16:43

平成28年6月14日 【農業従事者の高齢化】【蓋と容器の間にカビが生えてもあわてないで】

【農業従事者の高齢化】

全国的に農家の高齢化が問題化しています。

かごしまんまの野菜生産者さんも例外ではありません。

大丸実業(地場産・市場仕入れ)さん、ぐるめ畑さん、サンフィールズさん、
元幸産業(カゴンマルシェ)さんは会社なので色々な年齢層がいます。
しかし高吉さんは70歳代、井之上養豚さんは60歳代、新馬場さんは70歳、
平岡農園さんは50~60歳代です。吉田自然農園さんは60歳代です。

圧倒的に高齢の方が多いのです。

皆さん腰痛を抱えながら、大量で重い野菜をかごしまんままで運んできます。
近所の直売所や温泉への野菜持込みの年齢層を見ても高齢の方ばかり。

農業は自然相手の仕事で、休みが少なくて重労働が多く過酷なので若い力が必要。
しかし低収入なので若い人はどんどん農業から離れていきます。

日本全体の不況に加えてTPPの波。
多くの消費者は安い野菜に流れていきます。

このままだと手間暇とコストがかかる有機農業は近い将来、絶滅の危機を迎えることでしょう。

高吉さんはいつまでトマトを作れるのでしょうか・・・。

しかしながら、希望の光はまだあります。
吉田自然農園さんと平岡農園さんの息子さん達は有機農業を継いで頑張っています。

この有機野菜生産者さんたちを支えるのは言うまでもなく私達消費者です。
虫がいても穴がたくさん開いていても見た目が悪くても買い支えて応援していくことです。

そのためにはどれが食べられてどれが食べられないのか経験や学習で知っていくことが大切です。

核家族化が進み、スーパーの綺麗な野菜しか見たことがない人が多い現代社会では、
そういう啓蒙こそが小売りの仕事なのではないかと実感しています。

返品や返金する方が本当は簡単ですが、丁寧に説明してわかって使っていただくことこそ、
農薬や添加物を使わない生産者さんを守ることになるような気がします。



【梅ジュース・ケチャップ・ジャム等の、蓋と容器の間にカビが生えてもあわてないで】

かごしまんまの梅やきんかんやオレンジを使って手作りされる方も多くなってきました。
そして梅雨入りです。
これからカビの生える季節です

そこでよくご質問やお叱りを受けるのが
「蓋と容器の間にカビが生えてしまっている。これは大丈夫なのか!」ということ。

これの見極めは、中身と蓋の内側の上部を見ます。
そこの表面にカビや浮遊物がなければOKです。

蓋と容器の間のレールについたカビを清潔なキッチンペーパーで丁寧に拭きとってから
消毒(熱湯・酢・アルコール等)してください。

開封後は必ず冷蔵保存です。

蓋と容器は、スチール(またはプラスチック)とガラスという異物であり、
よーく締めても完全に密着することは不可能です。
そこのわずかな隙間に残った内容物がカビることはよくあります。

特にかごしまんま商品ではケチャップに多いです。

ケチャップは瓶詰めしてからも熱湯消毒しているため、中身の品質に問題はないのですが、
この「蓋とガラス容器の間がカビている現象」はしばしばあります。
極微量の内容物が隙間に付着したまま消毒時でも取れなかった為に起こる現象です。

私たち自身の手作りの梅ジュースもきんかんシロップも同じ。
中身の表面や蓋の内側にカビや浮遊物がなければ大丈夫!

同じ要領で見極め・処理したら、食べられます。

先述しましたことと同じで、無添加で加工品を作ることは、
こういうリスクも受け入れることです。


ご自身で判断がつかない場合は、どうぞ遠慮なくかごしまんまへご連絡下さいませ。
(メールに添付写真があると、より判断しやすいです)

  • 2019.06.27
  • 13:48

平成28年6月10日【不自然な生育や栽培は薬の使用を促進し環境を汚染する】

【不自然な生育や栽培は薬の使用を促進し環境を汚染する】

チリ産の養殖の鮭は地元の人が食べない、という情報が先日ツイッター上でよく見られました。
「チリ産も食べられなくなった」という声も多く見られましたがちょっと違うぞ、
と思ったのでこれを今回のテーマにしました。


チリ産の養殖だけが危険、というのではありません。


『養殖』という生産供給自体が非常に不自然で有害なのです。
利益と効率を追求する『産業』が、『養殖』という生産方法を選択した時から悪循環は始まります。

どうして『養殖』という生産方法が有害であるかというと、まず生育密度。

自然界では自由に泳ぎ回る鮭が、養殖では利益と効率を追求するため数十メートルのいけすに数十万匹以上の超過密な環境で生育されます。
人間が満員電車や保育園等の密集する場所では風邪や流行性胃腸炎などの感染症になりやすいように、
過密状況下では鮭も感染症にかかりやすく一気に全滅することもあります。
また密集して生育させるため、酸素濃度の低下や汚物による汚染で海中の環境が変わり有毒プランクトンの異常発生(赤潮)等が起こります。

そこで抗生物質や殺虫剤等の薬剤を使用します。

生物は薬物耐性ができるのでどんどん強く大量に薬剤が使用されていきます。
その薬剤は鮭だけに効くのではなく、同じ海中の周囲の生物全てに影響を及ぼしていきます。

そして餌。

1匹の鮭には数キロの餌が必要です。
大量に必要な餌こそ『産業』にとってコスト削減の要です。
自然界の鮭の餌は小さな魚ですが、コストを追求するために餌のペレット(餌を食べやすく固めたもの)は
小さな魚だけでなく養殖中に大量死した鮭や畜産業から出た廃棄物なども混ぜられ、
本来食べるはずのないものを鮭が食べ続けて成長することになります。

養殖の鮭はこのように密集させられ薬剤を投与され粗悪な餌を与えられて生育するので奇形や大量死が多いです。

奇形や大量死した鮭は市場に直接は回らないですが餌や廃棄処分その他に回るため、結局は私達の健康や環境破壊につながります。

ゆえに養殖の鮭は不自然で有害なのです。

極論を述べますと『産業』が利益と安さを求める限り、
鮭だけでなく『養殖』の魚はどんな地域であっても(日本も)同様であり、
できれば避けるべき食材であると考えます。

これは畜産業でも農業でもあてはまることです。


密集されて真っ暗な環境で生育されるブロイラーの鶏。
子豚を1頭も踏み潰さないように寝転がされた授乳体勢のまま固定された母豚。
雑草も虫もいない畑。
受粉しなくても結実するF1種や、特定の農薬に強い耐性を持つ遺伝子組み換え作物。


全て養殖鮭と同じ悪循環の中にあります。


全ては人間が利益と安さを追求する結果です。

この結果かどうかは不明ですが、いまや自然環境はどんどん破壊されつつあり、
ミツバチは減り、癌や自閉症などの病気や疾患が戦後わたしたち人間に急速に増えつつあります。

できるだけ避けるべきものなのです。
でもそれは現代社会では非常に難しいことです。

かごしまんまの野菜も畜産物もこの流れに完全には逆らうことができません。

完璧な自然農法や無添加のものだけを求め続けることは、コストも時間もかかり過ぎて多くの人には不可能です。

しかし一般的な私達が続けられる金額の範囲内で、できるだけ安全と安心を得られるよう、
生産者側にも無理がないよう(←これ大切)、かごしまんまは今日も願いと祈りを込めて段ボールに野菜と食材を詰めていきます。


今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

  • 2019.06.26
  • 16:39

平成28年5月24日 【熊本の地震による配送状況】【野菜にとってつかの間のいい時期】

【熊本の地震による配送状況につきまして】

九州自動車道は復旧して現在通行止めはありませんが、復旧したとはいっても応急処置をして車両が通れるようにしただけのようです。

高速道路を走っているのにまるでボンエルフのように道が凸凹盛り上がっているところも多く、
またそれを直すための工事で片側1車線の区間も多いです。ですので高速道路なのにところどころ渋滞がいつも発生しています。

ゆえにまだまだしばらくは県外配送へのお届けは通常レベルより遅れがあると思われます。
引き続きご迷惑ご心配をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。

(ボンエルフ・・・住宅街や大型商業施設の駐車場内の横断歩道前にある、車に停止や最徐行を促す山のような盛り上がりのこと)

【野菜にとって、つかの間のいい時期です】

沖縄や奄美は既に梅雨に入ったようですが、鹿児島は晴れ続きで、梅雨前つかの間の本当にいい時期です。

梅ジュース・梅酒用の青梅(南高梅)の収穫・販売もスタートしましたが、梅雨が始まると途端に梅をはじめ野菜のコンディションが悪くなります。

これはかごしまんまの農作物が減農薬や無農薬が多いため、微生物やダニや虫によるキズや病気の跡が多少なりともあるので、
そこを雨が攻撃してカビや傷みが発生しやすくなるのです。

今週の野菜セットは、梅雨前のコンディションが絶好調な初夏野菜が食べられる幻のような週かもしれません。

また梅雨に入ると虫さんはじめ微生物がどんどんイキイキとしてくるので、虫食いや病気も酷くなっていきます。

去年は梅雨の豪雨かつ長雨にプラスして台風被害があったので鹿児島野菜は惨敗でした。

雨で畑から水が引かないので土中にあった落花生やじゃが芋や玉ねぎや深ねぎは軒並みダメになりました。

長雨に耐えたトウモロコシは台風でほとんど倒れてしまいました。

乾燥を好むズッキーニやミニトマト等の多くの夏野菜が不作でしたね。

ナスなんて超高級品になってしまって1本も食べられませんでした。

今年こそは夏野菜の豊作年であると願いたいですね。

とはいえ今年は1月にいきなり鹿児島では数十年に一度という積雪があったほどの寒い冬でしたので、
各生産者さんの種まきや苗の植え付け時期の見極めがかなり難しかったようです。

豊作がいいのはもちろんなのですが、あまりに豊作になってしまうと今度は他の生産者さんと収穫期が重なり市場に野菜が集まり過ぎて値崩れがおきてしまうし、
狙い過ぎて種まきや収穫期をずらし過ぎると生育不良になってしまうし、野菜作りって本当にお天道様と会話し続ける奥深いお仕事であります。


今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。





  • 2019.06.26
  • 16:29

平成28年5月17日18日 【5月14日熊本大地震支援活動報告】【巨大噴火トークイベント】

【5月14日熊本大地震支援活動報告】

益城町で重機を扱うベテランボランティアさんが集合する『木山サテライト』関係者の方から連絡がありました。

「安価な土嚢(どのう)袋で瓦礫を入れたり屋根のブルーシートをとめたりしていたのだが、2週間を過ぎて破れてきてしまった。
これからもっと日差しや雨が強くなる時期なので『UVブラック土嚢袋』という耐久性の高い土嚢袋が至急数百枚必要とされています」


さっそくUVブラック土嚢袋を800枚注文し木山サテライトへ発送しました。

支援活動していて実感するのは、日々刻々と被災地のニーズは変化する、ということです。

一般的に言われている「水、紙皿、コップ、紙おむつ・・・」等は既に被災地の公的機関に山ほどのストックがあって吐ききれない状況です。

ベテランボランティアさんのお話によると
「今後は仮設住宅の建設やその入居が始まるので、その時に新たなニーズが出てくる」
とのことです。

さすがです。

まだまだ長期的な支援をしていこうと思います。


【巨大噴火というトークイベントに行きました】

早川由紀夫センセ、小山真人センセ、伊藤英之センセ、井村隆介センセという、火山学大好きファンにはたまらない豪華トークイベントに行ってきました。

巨大噴火とは、阿蘇カルデラのように直径数十kmもの大きなお皿のような穴ができる壊滅的な噴火のことです。

普通の噴火と違って、もし九州で巨大噴火が起これば九州の大半の人が死亡し、日本中に数mから数十cm降灰し、最悪北半球の気候や環境に影響を及ぼすと言われています。

このような巨大噴火は地球全体の頻度としては1万年から3万年に1度程度といわれています。

この頻度は日本で交通事故で死亡する確率(交通事故死は1万人から3万人に1人)と同等とのこと。
この数字が低いか高いかは各自の主観によるとは思いますが、カルデラのデパートである九州でカルデラ噴火が起これば鹿児島県民・宮崎県民は迷わず全員即死亡です。

「家族もろとも全員死亡だから川内原発のことなんてどうでもいいんじゃないの?死んだあとだし。」と早川センセは仰ってました(笑)

が、「そうなる前にやはり私達鹿児島県人としては川内原発はなんとしても止めたいですね」と井村センセは仰ってました。

また、
「巨大噴火ではなくとも普通の噴火レベルでも火砕流は気をつけなくてはいけない。
浅間山の過去の噴火を見てみるとみな軽く1時間で12km離れた土地を火砕流が飲み込んでいる。
12kmというと桜島から対岸の鹿児島市内まで軽く到達する。
火砕流は海の上が好きだから沈むのではなく海の上を猛スピードで走ってくるから鹿児島市内も対岸の火事ではいられない。
とにかく山が噴火したら火砕流から必死になって即逃げること。
でも鹿児島市が出しているハザードマップは鹿児島市にまで火砕流が到達することを念頭に入れていない。」
とも。

情報はやはり受け身で取るだけでなく自分から能動的に調べて取りに行かないといけないな、と強く思いました。

そんな鹿児島ではもうすぐ知事選。反原発運動の中心人物も立候補です。

またがんばらねば、ですね。

  • 2019.06.26
  • 16:15

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