かごしまんまだより

平成28年2月2日 【雪の影響】【ハラル認証やムスリムフレンドリー商品に注目】

【雪の影響】
記録的寒波により24日は九州各地に数十年ぶりの記録的な積雪がありました。

24日の午後、私と子供達は雪遊びですっかり冷えた身体をあたために温泉に行き、それから本屋さんに入ったのですが、すぐに15時半からホタルノヒカリが店内放送で流れ始めて本屋さんから追い出されました。

多くのお店が早い時間に閉店し、バスやフェリーも運休になって高速道路も通行止めになりました。

ここ鹿屋市でも5cm~15cmほどの積雪でかなり寒くなり、葉物野菜が雪の下になってかなりダメになりました。

多くの野菜に凍害が見られ、今週は野菜の高騰が確実です。

26日発送分はアクシデントの連続でてんてこまい。
生産者さんから届いた多くの大根の先がちょっと凍っている。小松菜が足りない。
ニンジンの表面にも凍害による模様が見られる。
キャベツが凍害で枯れたような色になっている。春菊の茎が凍っている・・・。

なにより困ったのは物流でした。

鹿児島でも南に位置する鹿屋市近郊は比較的道路状況がよかったのですが、山間部や北薩地方をはじめ、九州全体の道路が麻痺状態でした。

まず霧島の山の中にある福山特殊農産さんの周辺道路は4tトラックの雪によるスリップ横転事故により通行止めで商品が届かず。

熊本の丸美屋さん周辺の道路も通行不能でこれも商品届かず。

福岡のめん食さんの麺類は到着が夕方になりました。

発送作業をしながら、届かなかった商品のキャンセルそしてご注文内容・金額の変更作業をして、一日中ドタバタと緊張の連続でした。


宅配・通信販売は、物流や配送業者さんがあってこそ成立するものなのだなあ、と改めて実感しました。


普段なんとなく私達は【送料】にお金を払いたくないような気持ちがありますが、【運ぶ】というサービスこそ、すごいことなんだなあと思います。

各地に物流拠点があって、冷蔵設備があって、トラックやユニックがあって、早く正確に運ぶために多くの人が日夜働いている。

【運ぶ】というサービスにはこれらの多くの経費がかかってきます。先日のスキーバス事故にも言えることですが、この【運ぶ】というサービスの安全を軽視して激安過酷競争に走ってはいけないな、と強く思った一日でした。


【ハラル認証やムスリムフレンドリー商品に注目】
ハラル認証は、主にムスリム(イスラム教徒)の方向けの食材につける認証マークです。

かごしまんまの食材が大好きな方にもハラル認証の食材は救世主です。

なぜならハラル認証やムスリムフレンドリー商品は、「不要な添加物を使用しない」「遺伝子組み換え不使用」「放射性物質が検出されないこと」が基本となっているからです(認証団体によって若干違います)。

厳しいところでは原料の産地や工場所在地が福島原発事故の影響があると思われる都道府県の食材は避けることも。

また、製造途中段階であってもアルコール発生は許されません(つまり発酵食品の多くが引っかかる)。

ですから日本でのハラル食品の生産は、相当に困難です。

結果として、多くの食材がマレーシアやタイ産だったりします。

かごしまんま基準と似ていますね。

色々なハラル食材の商品化を検討中ですが、まずはマレーシア産の美味しいレトルトカレーを近日中に商品UPしますね。
1食500円弱と決して安くはありませんが、本格的なカリー店の味そのものでびっくりですよ~。


ハラル認証マーク食材は私達の普段の買物においてもOKフードな目安になりますからぜひ調べてみて下さいネ。


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